何を思う!

去年(2016春)デイの散歩であけぼの農業公園に行った時の写真です。口を真一文字に結んで、チューリップには目もくれず遠くを見ていました。私の声掛けにも全く反応しませんでした。今までの様々な思いが去来しているのか?様々想像することは可能ですが・・・・。私に内緒で病院通いしていたころ、セカンドオピニオンで告知を受けた信濃町にあるK病院。もう15年経ちました。優子さんの悔しさ、不安、絶望。病気が進行していく中で、戸惑うことも多くなりました。優子さんは「あれ、何でこんなことができないの」と言うことが多くなりました。その頃、私の浅はかな知識で優子さん嫌がる脳トレもしました。初期の頃の対応は反省することばかりです。
口を真一文字に結ぶ

アルツハイマー病の進行を止めたかった

アルツハイマー病の進行を止める努力はしたが・・・・
若年性アルツハイマー病の診断後7年経った頃(2010)の写真です。上から「リンゴの皮むき(全体を通しての料理はできませんでしたが部分ではできることは色々とありました)」「ひたち海浜公園(広い公園内を一緒に歩きました)」「友達との待ち合わせに早く着いたのでスタバでコーヒー」です。
要介護2から3に、ガイドヘルパーを使いながらプールに通い、ボランティアで古典落語絵本の読み聞かせにも行っていました。しかし確実に病気は進行していました。よく通っていたスーパーからの帰り道を時々迷い、自分が話したい言葉を見つけられなくなったりと様々な喪失感でうつ状態になった時期です。この頃はTVの撮影や講演会に二人で何度か参加しました。優子さんは若年性認知症を多くの人に知ってもらい偏見をなくしたい気持ちが強かったのですが、私はそこで会う医師や専門職の方々から病気の進行を止めるヒントに期待していました。また優子さんの病気の進行を止めたい一心で医療本や介護本を読みあさり、積極的に若年性関連の講演会や家族会に参加しました。また私が尊敬する医師や専門職が主催する私的な勉強会にも何度か参加し、色々と知りたいことを質問することもできました。まだ東京で仕事をしていた頃ですが、このへんで進行が止まらないと仕事もできなくなる時期がもうすぐ来るだろうと感じていました。
りんご皮むき
チューリップ01
スタバでコーヒー

8月アルバの会 夏まつり

8月アルバの会 夏まつり
日時:8月27日(日)12時〜16時
場所:デイサービス リビング
    柏市宿連寺426-4
会費:1,000円(お一人)
 おにぎり、オードブル、ソフトドリンク、ワイン、たこ焼き、かき氷、お菓子付き

※ボランティアのサポートもありますので、安心してご本もお連れください。
※若い歌姫の歌とフルートの演奏もあります。

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やいとを据える

優子さんは子供の頃より自己主張が強かったようです。
兄弟喧嘩をして自分が悪くなくても、おばあちゃんに常にやいとを据えられていたようです。(やいと=灸)小学生の頃、本格的な家出経験もあるようです。子供の頃、両親やおばあちゃんから可愛いなんて言われたことはなかったのでしょう。

「優子ちゃん、今日も可愛いよ!」言うと、意味は分からないと思いますが、嬉しそうです。
その言葉を言う時の私の表情に反応しているのでしょう。
今日は私が管理者をしているデイサービスです。64歳の夏、楽しく生きよう!
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私の耳にセミの声は聞こえない

私の脳にアブラゼミが住むようになってから、現実のセミの声は聞こえなくなりました。脳に住み始めて十数年、寝ている以外365日アブラゼミが鳴いています。日によって一匹だったり三匹だったりします。また1ヶ月に2回程急に目眩が起きます。長くは続かないのですが横になっても天井が回ります。とても不快だったので2カ所の病院で丁寧な検査をしましたが脳や耳に異常はありませんでした。どちらの症状も介護が始まって2〜3年経ってから現われました。医師は精神科や心療内科の受診を勧めましたが行っていません。

ステロイド剤の減薬も順調に進み、優子さんも大分落ちついてきました。またクエチアピン(非定型抗精神病薬)も減薬すると嚥下も良くなり、よだれもほとんどなくなりました。錐体外路症状が少ないと言われるクエチアピンでも多量の服用だと副作用が現われてきます。
病気の進行により嚥下能力も落ちています。
同じ食材でもトロミを付けると食べやすいようで、トロミ食の勉強中です。お金と暇があれば介護食士3級の講習を受けてみたい。調理専門学校等で行っています。とても実践的で役に立ちそうです。
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