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観察式認知機能評価スケール

アルツハイマー病の機能評価ステージ(FAST
日常の行動の観察から重症度を評価するスケールで認知症の病期を7段階に分類している。重症度の指標となる症状が記載されており、比較的判断しやすい有用なスケールです。
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※アルツハイマー病によって生じる機能の喪失は特定のパターンにしたがって起こり、後から獲得された能力ほど早く失われていきます。例えば、まだ失禁がないのに歩けなくなっている認知症患者がいるとすれば、それはおそらくアルツハイマー病ではなく、何らかの合併症の結果であるか、他の型の認知症であるか可能性があります。自分で衣服の着脱ができるアルツハイマー病患者に、尿や便失禁があるとすれば、他の疾患によって失禁が起こっていると考えて調べるべきである。それは、その患者は足が痛いためにトイレに間に合わないか、利尿剤を投与されているのかもしれないし、また、車椅子に固定されているためかもしれない。膀胱炎や糖尿病をもっているかもしれない。まだ、理解可能な話しができて、正しい文章をつくることができるアルツハイマー病患者は歩くことができるはずである。そうでない場合には、腰や膝の関節痛や足の痛みなどのアルツハイマー病以外の原因があると考えられる。また、抗精神病薬の過剰投与のためにパーキンソン症状を示し、筋固縮のために動きにくいのかもしれない。あるいはまた、精神安定剤のために睡気があるのかもしれない。水分や電解質不足になると、全身的に衰弱することもある。健康な人に比べてアルツハイマー病患者は急激に不穏な錯乱状態になったり、急に眠り込んだりするせん妄を容易に起こしやすい。膀胱炎や感冒、脱水症状はときとしてせん妄状態をきたしやすい。
     (アルツハイマー病ー患者の世界ーより)
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