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特殊歯科診療所

明日は市内の特殊歯科診療所では口腔全体のレントゲンを撮ります。
現在、訪問歯科・訪問歯科衛生士が毎週治療等で訪問されています。部分的なら訪問歯科で持っている携帯のレントゲンでも撮影可能ですが全体を撮ることはできません。歯科衛生士より虫歯や欠損も増えてきたので歯の状態を詳しく知って、今後の治療に生かしたいとの提案があり、レントゲンを撮ることにしました。いつも前向きに優子さんの現状の改善や口腔ケアを考えてくれる優秀な歯科衛生士です。
歯の治療で全身麻酔が必要な場合は特殊歯科診療所で可能です。訪問歯科では出来ない治療をこちらで行うことになります。
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特殊歯科診療所のパンフレットより
治療内容
●障害者・要介護者の歯科治療・予防
●摂食機能療法・精密検査
●外科的離症例(親知らずの抜歯・感染症など)
●がん治療における口腔有害事象の予防



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ショートに行く朝

月に2、3回ショートを利用しています。特養の建物の中にあるユニットタイプです。いつも3泊4日の利用で、土曜日に入り火曜日に帰ってきます。
最初は1泊2日で慣れてもらい、次に2泊3日で慣れ、現在は3泊4日でも慣れてきました。優子さんが慣れるようにスタッフの方々も優子さんの対応に慣れてきました。
ショートに行く朝は6時30分に起き、まずトイレに行きパットとリハパンを交換します。現在、深夜のトイレ誘導は止めたので必ず失禁しています。多い時は防水シートやシーツまで汚れることもあります。その後は色々と話しかけながら、ゆっくりと着替えを行います。優子さんが穏やかな気分でショートに行けるように笑顔になる魔法の言葉を駆使します。現在は言葉を理解することはありませんが、私の表情に反応して笑顔になることも多くなりました。
●5月26日(土)朝の写真です。土曜日は仕事、日曜日は彩星の会、月曜日はpm7時から「認知症にやさしいまちづくり会議」に出席しました。火曜日は優子さんの薬をもらいに御茶ノ水まで行きます。今は一人で病院に行きます。15年通院している若年性認知症の専門病院です。その頃から通院しているのは優子さんだけになりました。

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最近の様子

優子さんは変わらず元気ですが、全く立位ができない時が増えてきました
覚醒している時間が徐々に短くなってきました
小声で話すと優子さんも意味不明な小声で返します

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優子さんはディズニーが好きでした。
今は隣にいるミッキーマウスを認識できません。認識できないものは存在しないのと同じです。
やわらかい食事に変えてからよく食べるようになりました。嚥下障害はほとんどありません。
現在の体重は50kg位ですが、アルツハイマー病の診断を受けた50歳の頃は68kgありました。診断を受ける数年前から体重が増え出しました。ストレスで過食になったのか抗うつ剤の影響なのか分かりません。今はこんなに体重が減ったのに足の太さは昔とほとんど変わりません。上半身だけが痩せました。優子さんは「足が太いのは遺伝だ」といつも言っていました。
義母はとても品のある美人でしたが優子さんと同じ体型でした。体型はお母さんに似で、顔と性格はお父さん似です。






3月より優子さんへのサポートの強化

3月より優子さんへの医療・介護体制の強化と変更を行いました
訪問医を中心に皆さんが優子さん日々の情報を共有しています
●追加(全て訪問)
 作業療法士:基本動作運動(座位・起立・立位の改善)と歩行(手引きで10歩目標)
 言語聴覚士:飲み込みの改善
 看護師  :訪問医との連携(日々の体調の確認と便秘改善)
●変更:訪問歯科
 市外の訪問歯科から口腔リハビリもできる市内の訪問歯科に変更
 市内の訪問歯科だとそれぞれが連携ができて情報を共有できるメリットがある
■変更なし:
 訪問医:終末医療
 認知症専門医:15年通院している主治医
  認知症に関して諸々の相談(東京なので地域連携には参加しない)


優子さんは3泊4日のショートへ

土曜日から3泊4日のショートに行く前の様子です、私の得意な笑顔になる呪文を使いました。
普通食は食べられなくなりましたが、ショート先や2つのデイサービスでも食事形態を変えながら、少しでも多く食べてもらえるように頑張っています。ありがたいです。
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土曜日は隣の市で開催された「若年性認知症を学ぶ勉強会」で少し話をし、その後の「ワークショップ」にも参加してきました。
その市では若年性認知症に対する支援の試みは初めてとのことで、何ができるのか考えて考えて迷走しながらも一歩踏み出したとのことでした。企画した介護支援課の若い女性たちの熱意は嬉しかった。
専門職の方、市民の方、介護者、当事者と多くの参加がありました。これからもよろしくお願いします。応援します!



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